時事ネタなど?

2005年8月15日
大分小泉も丸くなったような。
あの文面考えたのは本人ではないだろうが。

なんで韓国や中国と二次戦争について揉めるのかつーことを考えてみる。
他の枢軸国と日本の間の戦争処理に関して大きく違うのは、日本の戦争についての責任の所在が曖昧なことだと思う。

「ハルノートの内容を見れば分かるように開戦は必然だった」
「東京裁判ではなく、判決を受け入れただけである。東京裁判は正当な物でない」
「A級戦犯の処罰の根拠は事後法であり、認められない」
とかいうのは良く聞く話。
見方にも拠るけど間違いとは言い難い。
でも、日本が宣戦布告→敗戦という経過を辿った責任はどこにあるんだろうか?
文面だけから捉えれば「天皇の名で」宣戦布告していた上、主権者であった天皇か。
天皇は傀儡であったから、開戦を強くした主張した東条英機か。
そうじゃなければ暴走した関東軍か、それとも軍部を統制できなかった軍部大臣・内閣なのか。
東久邇宮内閣の「一億総懺悔」が正しい姿なのか。

連合軍は、東条をはじめとして当時の軍部・政治家が対象として東京裁判が行われたわけ。
なんでこんなことに成ったかといえば、日本が自ら反省をできなかったから。
ヒトラーは自殺し、その後は絶対悪とした扱いを受けることになり、ムッソリーニは国民による私刑の上に晒し者にされた。
この辺り考えると、東条が自殺できていたら、その後のことは大きく変わったんじゃなかろうかと思ったりした終戦記念日でしたというお話。

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